第二部 ⑦避妊手術

避妊手術後の凜 飼い猫
避妊手術後の凜

第二部 ⑦避妊手術

 

凛が我が家の猫になってから[半月]経った。

獣医によると、
すでに1歳になっているというのに、
避妊手術をした形跡はないという。
「もしかしたら、一回は、お産してるかもね」
ともいうのだった。

なんとも不思議な話である。
ブリーダーに飼われていたとか・・
それならお産をしているかもしれない。

きれいで、しっぽも真っすぐシュルッと長くて、
【完璧】といっても言い過ぎではない猫だ。
均整がとれた身体は、スレンダーで活発で、
たとえるなら小さな黒豹のよう。
とくに,眼の色がすばらしい。
赤銅色にも金色にも緑色にも変化する。
ドキドキするほど神秘的な眼だ。

まさか・・まさか・・
貴重な[ボンベイ]という種類の猫じゃないかしら?
なぁ~んて、そんなアホな想像をしている。

まさか、超レアなボンベイお嬢さまが、
外をほっつき歩いているわけはなかろうよ。
・・ないよねぇ、たぶん。

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凛は避妊手術をすることになった。

前日の夕食は夜7時まで。
水は12時まで。
当日朝は絶食。
午前11時に医院に連れて行く。
手術は午後。
一泊である。

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エリザベスカラーではなく腹帯。
リボンがいっぱいの怪獣みたいで、かわいい。
元気いっぱいで帰宅。
「今日は、おとなしくさせてください」
と獣医師がいう。
「わかりました」と私は応えた・・が、
活発に吹っ飛んで走りまわる黒嬢に、
どんな猫語で説得したらよいものでしょうね?

リンザウルス

リンザウルス

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