第二部Ⅲ ⑤ほめ育てのすすめ
※ハイテンションなソプラノで💛
だれでもほめられるのは好きだけれど、
猫ほど、ほめられ好きな生き物はいないような気がする。
猫なで声でさんざんほめちぎるのだけれど、
この時の声は、ハイテンションなソプラノがおすすめ。
できればコロラチュラソプラノなんかいいかもしれない。
「きゃあきゃあ」という感じの超絶ハデハデな歌い方ね。
「かっわいいわねぇ~💛」
「かっこいいわねぇ~💛」
「すてきだわねぇ~💛」
「美しい猫モデル!💛」
これを「きゃあきゃあソプラノ」で歌うようにいうの。
いわれた猫はうれしそうに目を細めることまちがいなし!
もちろん、のどゴロゴロつき、頭スリスリつきですよ。
昔、我が家の庭に来ていたクロミちゃん【(7)里帰り猫①クロミちゃん➡】は、
典型的な[ほめられたいタイプ]の猫で、
ほめられたいがために日参していたとキッパリいえる。
もともと食が細かった猫だったけれど、
食べる様子がかっこいいとほめちぎったら、
がぜん張り切ってモリモリ食べた実績がある。
『どう?わたしのたべかたって、かっこいい?』
食べつつ、横目でわたしの様子をうかがっていたものだ。
ある日、ふつうの声でほめたとき、
クロミちゃんは食が進まなかった。
つまんない!といった様子。
すねている感じさえあった。
ん???
もしかしたら声の調子か?
そこで、ちょっと意地悪な実験をしてみた。
ハイテンションなソプラノで明るく、
「ぶさいくね~」「さえないわ~」といってみた。
クロミちゃんはゴロゴロといって目を細め、
モリモリと食べ始めたじゃありませんか!
・・・ふ~ん・・やっぱりそうか・・
つまり、
声の調子って大事なアイテムだって証拠!!
というわけで、わたしは凛をほめちぎる💛
もちろんハイテンションなソプラノで。
ほめ過ぎってことはないみたいなので、
みなさん、ほめちぎって猫育てしましょう。
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