第二部Ⅱ ③体調をくずす

飼い猫
寝たふり

第二部Ⅱ ③体調をくずす

 

凛はストレスで体調をくずす事が判明。

ストレス『その1』
初めて4時間ほど、お留守番をする。
さびしくて たまらなかったらしい。

ストレス『その2』
その夜は爪切りもしたのだが、
凛は左前足の第4指(人なら薬指)の爪切りを嫌がる。
悲し気に鳴いて身をよじる。
よく見ると、その指の爪だけは他の指の爪に比べてかなり小さい。
前に飼われていたかもしれない人に、
ひどく短く切られた経験があるのかもしれない。
かわいそうに・・
あまり人を信用しないのは、そんなことが影響しているのかも。

翌朝のこと。
尿が赤い。血尿かもしれない。
尿を採取して病院に行くと、
尿内に赤血球反応あるという。
膀胱炎という診断。
抗生剤3日分処方された。
ストレスを感じたせいでの体調不良ではないかという。

そういえば、飼い始めの頃に、
頻尿になって病院に通ったことを思い出した。
前夜、爪切りをしたのだった。

凛は、なかなか繊細な猫であるらしい。

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