番外編 カマキリ雑感
※今日は、私事で恐縮ですが、
カマキリとのかかわりを・・。( ノД`)シクシク…
大カマキリがお出ましになる季節到来である。
みなさん、ご覧になったことはおありだろうか?
15センチもある巨大カマキリを・・。
前世で何事かあったらしくて、
わたしは大の虫嫌いである。
御器にも食いつくという「G」はもってのほかだけれど、
カマキリも嫌い。写真で見るさえ怖い!
黄緑やら濃い緑やら、枯れ葉色やら。
ただもう、凍りつく!
敵だと思っている!
こんなにおぞましく思っているのに、
どうしてか、カマキリとは縁が切れない。
その話を・・ふたつばかり。
(思い出すさえ、震えるほどだけれど・・)
洗濯物にくっついて家の中に入り込み、
一晩中リビングで過ごした大カマキリがいた。
カマキリたちは、体の色まで自在に変える!
・・まるで、カメレオンみたいに。
わたしは、揺り椅子に揺られながら、
窓辺のカーテンの下で、新聞をめくっていた。
ふと、気配を感じて横を見ると、いた!大カマキリが!
淡い藤色のカーテンに限りなく近い色に変化して・・。
その大きいことといったら!
広げた手のひらの、親指の先から中指の先までもある。
そんな大形昆虫なんて、図鑑でしか見たことはなかった。
わたしは、へなへな、へたりこんで、
震えながらも、できるだけ静かに遠ざかった。
カマキリには羽がある。
飛ばれでもしたら、どうしたらいいの!
(このときは、平日だったので、家にはわたしひとり。
半狂乱になりながら、友人たちに電話をかけまくった。
一人だけ、カマキリなんか平気、という人が来てくれ、
ビニール袋に入れて、外に放してくれたのだった。大感謝!)
もうひとつは、夏の間、庭に出しておいた、
オリヅルランの鉢の中に卵があった話。
秋も深まったので鉢を中に入れたが、その時、
何も変わったことはないか、確認した、つもり。
そして、食器棚の上に置いたのだが・・。
数か月経った頃。
買い物から帰ると、
ダイニングの壁一面に、蟻のような虫が、
わんさか、わんさか、クライミングの真っ最中だった!
蟻ではない!というのは一目で分かった。
生まれたてのくせに、蟷螂の斧を持っていたから!
・・食器棚の上は暖かかったのだろう。
すぐに荷物をほっぽりだして逃げた・・ものの、
〔・・なんとかしなければ・・〕
ダイニングに戻り、恐怖に泣きながら、
〔わんさかだけど、小さい!〕
と、気もちを奮い立たせて、
殺虫剤を噴射!噴射!噴射!しまくった。
その日は結局、外食・・。
気もちがくじけて、支度するどころではなかった。(泣)
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